環境保全推進センターの活動

環境に関する講義

実験廃液処理に関する講義

環境保全推進センターでは、実験廃液処理に関する依頼講義を例年開講しています。各部局からの依頼に応じ、教職員や学生を対象として、環境に配慮した実験および学内?学内周辺の環境保全への理解と、それらの実現を目的としています。他部局へ環境保全推進センターの教員が講義することで、教育効果を高めています。2023年度は合計13回、総数約575名の学生に対して講義を行いました。講義内容は概ね以下の通りです。

  • 神戸大学における実験排水管理(排水系統や排水に関する法令とその遵守)
  • pH モニタリングシステムや中和曝気槽の仕組みとその設置経緯など
  • 神戸市における下水道への化学物質の排除基準
  • 神戸大学における実験廃液の処理方法
  • 神戸大学の実験廃液の回収分類
  • 環境管理ガイドブックに基づく環境保全の意義
  • 特定施設(実験系流し台、ドラフトチャンバー内の排水口)の届出について
  • 他大学を含めた事故事例など
実施した依頼講義一覧
実施日 開講部局 講義時間 受講人数
4/10(月) 海事科学部海洋安全システム科学 90分 約35名
4/11(火) 大学教育推進機構(農学部) 20分 約40名
4/11(火) 工学部化学科 20分 約100名
4/12(水) 理学部化学科 90分 約35名
4/13(木) 大学教育推進機構(農学部) 20分 約20名
4/28(金) 理学部生物学科 30分 約35名
5/19(金) 医学研究科修士課程 90分 約25名
10/3(火) 大学教育推進機構(理学部) 20分 約50名
10/3(火) 農学部 応用生命化学科 90分 約45名
10/3(火) 農学部 応用機能生物科 90分 約45名
10/4(水) 大学教育推進機構(工学部) 20分 約60名
10/5(木) 農学部 応用植物 90分 約30名
10/5(木) 大学教育推進機構(工学部) 20分 約55名