神戸大学生協学生委員会(GI)では2014年度もさまざまな環境貢献活動を行いました。
神戸大学生協学生委員会(GI)では2014年度もさまざまな環境貢献活動を行いました。
古紙回収活動は2009年度に、新歓期に大量に配られ散乱するビラをどうにかできないかという思いから始められました。以来、学生委員会の企画の1つとして継続されてきました。神戸大学構内に古紙回収箱を5カ所(工学部キャンパスに1カ所、国際文化学部キャンパスに4カ所)設置し、不要になった古紙を入れてもらい、週に1回のペースで神戸大学生協学生委員会のメンバーが回収活動を行いました。回収した古紙は業者に委託してトイレットペーパーに再生していただき、大学内のトイレで使用されました。回収量は2014年度後期半年だけで約1.1トンと、かなりの量の古紙がリサイクルされています。古紙回収活動は現在も続けられており、より多くの神戸大学生に認知されればと思っています。
古紙回収活動の様子
国際文化学部にある古紙回収ボックス
ホッかる弁当とは、温かい状態で販売する生協食堂の手作り弁当のことです。その容器は内側にセロハンが貼ってあり、廃棄時にはがすことで紙容器をそのままリサイクルすることができます。ホッかる弁当の回収率を上げるため、2014年度はホッかる回収箱の装飾と増設を行いました。地味だった回収箱の色を、木を模した鮮やかな色に塗り替え、目立つようにポップや看板を取りつけました。
また、それまでは回収箱が屋外にしかなくわざわざ持って行くのが面倒でしたので、今回屋内の3カ所に設置し、その宣伝も兼ねたキャンペーンを行いました。教室の近くに設置されたことで、さらなる回収率の増加が期待されます。
装飾後のホッかる回収箱
学内に増設したホッかる回収箱
環境貢献活動によって得られる価値を知ってもらい、環境活動に積極的に参加してもらうという目的のもと、ポスターやポップの設置を行いました。具体的には、ペットボトルのごみ箱に、ペットボトルがさまざまなものにリサイクルできるという事実を伝えるポップを貼ったり、大学内の掲示板に、缶がリサイクルされてその後どうなっているのか伝えるポスターを貼ったりしました。
このように1つ1つのリサイクルされる物が具体的に何になるのか知ってもらうことで、リサイクルは自らの利益にもつながると認識してもらい、環境活動を身近に感じてもらいたいと考えています。
ペットボトルが多くのものにリサイクルされるという
事実を伝えるポップ
缶のリサイクルについて説明しているポスター