環境保全推進センターでは、平成16年度の環境管理センター発足以来、毎年、学外から講師を招いて、学生や教職員のみならず学外の一般の方も対象とした環境に関する講演会を実施し、環境問題に関する啓発活動を行っています。
平成26年度においても、一般の方にも多数参加していただくため、大学のホームページに掲載するとともに、神戸大学の近辺の方には新聞の差し込み広告でお知らせするなど広報に努めました。
環境保全推進センターでは、平成16年度の環境管理センター発足以来、毎年、学外から講師を招いて、学生や教職員のみならず学外の一般の方も対象とした環境に関する講演会を実施し、環境問題に関する啓発活動を行っています。
平成26年度においても、一般の方にも多数参加していただくため、大学のホームページに掲載するとともに、神戸大学の近辺の方には新聞の差し込み広告でお知らせするなど広報に努めました。
名古屋大学大学院環境学研究科より高村ゆかり教授をお招きし、「地球温暖化交渉のゆくえ~グローバル化した経済における温暖化対策」と題して、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次報告書の概要、気候変動枠組条約締約国会議(COP)と京都議定書の意義、そしてグローバル化する経済の中での責任論について講演いただきました。
本学安全衛生?環境管理統括室の末次憲一郎教授にお願いし、「人類の歴史5000年への挑戦~鉛フリーはんだの創製と未来への進化」と題して、松下電器産業株式会社在職中、鉛を含まないはんだ技術の基礎研究を行い、同社による世界初の鉛フリーはんだ製品の量産を実用化、さらに松下電器産業株式会社(現?株式会社パナソニック)全社で世界に先駆けて鉛はんだ全廃を実現させたご経験について講演いただきました。
いずれも多数の方々にご参加いただきましたが、これからもより一層多数の方に参加してもらえるように努力してゆきます。
研究活動に伴う廃液?排水の処理に関しては、研究者各自が適切に処理を行うことが求められます。そのため環境保全推進センターでは、自然科学系学部教職員?学生を中心に、実験廃液?排水に関する環境教育を行っています。平成26年度には、理学部、工学部、農学部、海事科学部、医学部保健学科、大学教育推進機構において、延べ受講者数約900名の学生に対して、授業や実験実習の一環として、廃液?排水処理、廃棄物(ごみ)処理に関する講義を実施しました。
神戸市および神戸大学での排水処理の仕組み、実験廃液の廃棄方法、実験器具の洗浄方法について、環境保全推進センターで作成した「環境管理ガイドブック」や「ラジオドラマ」なども使って、分かりやすい環境教育を行っています。「環境管理ガイドブック」や「ラジオドラマ」などの内容は、環境保全推進センターのホームページ(http://www.research.kobe-u.ac.jp/cema/)にて閲覧、ダウンロードできます。
環境に関する出張講義
工学研究科での排水説明会