1.市水?雑用水
市水前年度比10.8%増加
H19年度からH21年度までの使用量の推移を示しました。
平成21年度の市水の使用量は、前年度より全体で44.1千m³ ( 10.8% ) 増加しました。
主な要因として、建物の大規模改修が完了し、使用を開始したことにより増加したものと考えられます。
建物改修時には自動水栓付きの洗面器や節水型の便器を採用するなどの計画を立てています。
また、六甲台地区では、水資源の保護のため雑用水を利用しています。
雑用水前年度比7.3%減少
H19年度からH21年度までの使用量の推移を示しました。
六甲台地区では、六甲山の河川水をトイレの洗浄水や実験用水等の雑用水に利用して省資源化を図っています。
平成21年度の雑用水の使用量は、7.7千m³ ( 7.3% ) 減少しました。
主な要因は、建物の改修時に節水型の便器を採用し、節水に努めたことによるものと考えられます。
2.一般廃棄物
平成21年度の一般廃棄物等の排出量について、不燃、可燃、生ごみ、その他の紙、段ボール、新聞などは前年度よりも減少していますが、ペットボトル、ビン、缶、OA紙などは前年度とあまり変化がありません。逆に、粗大ごみは大きく増加していることがわかります。資源化量はOA紙が増加していることがわかります。
平成21年度の一般廃棄物等の総排出量は20年度と比較して、1割程度増加していることがわかります。また、資源化率は16.3%となり、昨年度と比較すると2%程度資源化率が減少していることがわかります。
近年、各部局で一般廃棄物削減の努力がなされていますが、教育、研究活動の活性化に伴い、廃棄物の量が多くなっていると思われます。特に粗大ごみは、建物改修時に不要物品が廃棄されたことが要因と考えられ、これから検討すべき課題であると思われます。
3.事務用紙前年度比1.4%増加
事務用紙の使用量は、前年度より2.92t ( 1.4% ) 増加しました。
今後は、会議や講義等でのペーパレス化、両面コピー及び使用済みコピー用紙の裏側使用の普及を図り、削減に努める必要があります。