地域歴史遺産と現代社会

地域歴史遺産と現代社会

地域づくりの基礎知識1

歴史資料の保全や、自治体?地域団体と連携して歴史?文化を守り育てる活動について、具体例を示しながら、魅力ある「まち」と「ひと」を創り出すヒントを紹介。

  • 著者
  • 奥村弘, 村井良介, 木村修二
  • 出版年月
  • 2017年12月
  • ISBN
  • 9784909364012

神戸大学出版会 シリーズ書籍第1弾発売

「『真摯?自由?協同』の精神を発揮し、人類社会に貢献するため、普遍的価値を有する『知』を創造する」ことを使命として掲げる神戸大学は、学術図書?教科書?一般教養書などの刊行を通して、神戸大学の教育研究を推進し、その成果を社会に広く普及するために、平成29年4月1日、神戸大学出版会を設立しました。

このたび第1冊目として、本学地域連携推進室を事業本部として実施している「地域創生に応える実践力養成ひょうご神戸プラットフォーム」事業 (文部科学省「地 (知) の拠点大学による地方創生推進事業 (COC+)」) における成果をシリーズ化して刊行することとなり、1月下旬から書店店頭に並んでいます。ぜひ手に取ってお買い求めください。

神戸大学出版会


目次

  • 歴史と文化を活かした地域づくりと地域歴史遺産
  • 地域歴史遺産という考え方
  • 地域史と自治体史編纂事業
  • 古文書の可能性
  • 「今」を遺す、「未来」へ伝える—災害アーカイブを手がかりに
  • 埋蔵文化財と地域
  • 歴史的町並み保存の「真実性」について
  • 近代の歴史的建造物と地域
  • 民俗文化と地域—但馬地域の事例を中心に
  • 地域博物館論
  • 地域文書館の機能と役割
  • 大規模自然災害から地域史料を守り抜く—過去、現在、そして未来へ
  • 「在野のアーキビスト」論と地域歴史遺産
  • 連携事業の意義—成功例と失敗例から